著者からのメッセ−ジ

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「糖尿病を友として」「糖尿病と心の療法」の 

  著者からのメッセ−ジ

7,我が身の病気は自己管理で治療する

2004年5月17日の朝方に意識障害で卒倒する事故が発生しました。

原因は2年前に夜間の排尿でトイレに行こうとして、意識障害で卒倒して右大腿部骨折する事故を起こして以来、夜間の排尿は自室で机に掴って尿瓶に排尿しております。
当日の状況は机に掴って排尿を始めた頃に、頭に異常が起り「いかん」と思った時には意識が無くなり、そのまま前のめりに倒れ机の上のPCに額と鼻を強く打ちつけて、その後に床に転倒して行きましたが暫く意識はありませんでした。

この病状は自立性神経障害による「起立性低血圧」と言う、平常血圧の人が寝た状態から急に起き上がると、頭の血液が急激に下部に流れ込んで行くため貧血状態になります。

今回の病症は急激に起きた病変でありませんので、入院などの緊急性はありませんでした。只、暫く発症がなかったのですが、今月の始めに発症して2度目の発症で、また危険な状態に病状が進行しているこtとを懸念しておりました。

私は平成6年に「末梢神経障害による体幹機能障害」で、身体障害3級が認定されていることは、既に書き込みしておりますので、多くの方はご存知だと思います。
更に平成11年に「末期的神経障害」と診断されて、車椅子の使用を義務付けられ要介護2級が認定されております。

一般に糖尿病の合併症とは、1)末梢神経障害による知覚神経損傷で、足の切傷や火傷などの放置から潰瘍を起こし壊死して切断する。2)網膜剥離を起こして手術が遅れると失明する。3)腎臓の濾過機能が衰退して自力で血液の浄化不能になり人工透析を行う。これを糖尿病の三大合併症として皆さんもご存知ですね。

私のようにこれらの合併症を乗り越えて無傷の人間でも、神経障害は糖尿病を長年患っていると、体の体幹機能が経年と共に低下して行きます。上記の三大合併症は自己管理に徹していれば、発生することを予防または早期治療で、最悪の状態を回避できます。只、この自己管理が如何に困難な管理かは、糖尿病患者にこれらの疾患で障害者になっている方が、多いか皆さんが見聞なさっておられます。

然し、体幹機能につては体の全ての分野に影響を及ぼしており、心臓や肝臓などの臓器の障害や、脳梗塞や心筋梗塞などの血管障害のように、特定の個所の疾患ではありません。体幹機能は神経機能ですので足や手などが健全であっても、自由に動かしたり使用することが出来ない機能障害です。この種の神経障害には脊髄損傷や脳梗塞による半身不随など、多くの障害がありはすが現代医学では充分な治療方法は解明されておらず、予防する方法はありません。

神経障害の中でも自律神経障害は中枢機能ですので、一度機能が冒されると回復することはないと言われております。そのため様々な病状が現れて来ますが、それぞれに治療方法が異なります。更に問題なのは医師の判断が異なることです。
恐らく10人の医師に診て貰って何人の医師が同じ診断結果を出すか、単一疾患と異なり診方によっては当然違う所見もありますので、今は主治医を信頼することしか道はありません。

今回の症状の再発は私にとっては来るべき処まで来たかと言う感じです。今迄に何十回となく卒倒の発症がありましたが、大きな事故に至らず何時かは骨折や脳障害を招く危険性を予感しておりました。それが一昨年の大腿部骨折を招き、放置出来る問題でないと思い主治医と何度も話し合いました。私はセカンドオピニオンを要望して、昨年末に名古屋の大学病院に転院しましたが、当初の思惑とは違う結果になり元の病院に復院いたしました。

このような経緯があり主治医も私の病状を深刻に受け止めておられ、現在の医学ではこれ以上の治療方法は報告されておらず。今後どのように対応すべきか指導することは困難であること、それと私が現状のような生活様式で過ごしていることが驚きであり、他の患者であればよくて病床での生活になっており、悪くすればもう逝って不思議じゃない状態だそうで、非常に驚くべき生命力だと評価されております。

これは一にもニにも私自身の気力が病気に勝っているからだと思います。それと自分の病気を知り自主管理に轍することで、我が身を病気から守る術を心得ているからだと思います。まだまだ気力も活力も衰えておりませんので、この先何年も生き続けることが出来ると確信しております。そのためにも皆様とこうして交流できることが、多くの知識を得てそれを活用することは、大きな活力源になっております。

最後に病院サイドでは主治医は現在の身障者3級は病状に適応されていないので、2級に引き上げるべく診断書の提出を行うことと、介護保険の2級を3級に上げることを検討しており、昨日市役所から関係書類を受領してきました。只、認定医師が診断書を書いたからと言って、それが確実に認定されると言う保証はありません。提出された診断書に基ずき県の障害審査委員会で、審査されて結果が判定されます。

只、介護用品については現状の等級でも変わりがありませんので、昨日医療機器販売店が見えてカタログから、出来る限り夜間に体を動かさないで済むように、電動ベットのリース契約と自動採尿器(中型のクーラーボックス位で軽便です)の購入(1割負担)をすることにしました。今は我が身は自己管理で治療することが最大の効果だと思っております。

E-mail  takatetu3@ybb.ne.jp
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  糖尿病と心の療法  著者 高 橋 高


   

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