叶姉妹御用達喫茶店?
革張りソファが並ぶ超ゴージャス店

 金のシャチホコがシンボルの名古屋。それだけに名古屋人は大の金ピカ好き。ゴージャスの代名詞、叶姉妹にだって
「チャラチャラして何様だと思っとるの!」と口先では文句を言いつつも、内心では羨ましいと思っていたりする。喫茶店もそれと同様にゴージャスな店が名古屋市郊外には多く、どの店も人気がある。それも40代以上のオバチャンにである。
 今回、訪れた喫茶店は愛知県小牧市の『Wood Bell508』。外観はホテルのようなゴージャスさ。店内はホテルのロビーにありそうな革張りのソファーが並んでいる。
メニューにはピラフやスパゲッティなどは一切なく、食べ物は数種類のサンドイッチがあるくらい。コーヒー1杯の値段も400円と名古屋の相場よりもやや高く、東京や大阪の喫茶店を思わせるが、ピーナツのおつまみが付くのはやはり名古屋。
 また、ウェイトレスはモノトーンの制服に身を包み、高級感を引き立てている。お客であるオバチャンたちもデパートに行くときのように(?)精一杯のオシャレをしている。が、彼女たちの会話は所詮、喫茶店だ。
「ダンナはどこまで行っても他人だけどよー、やっぱり子供は私と一心同体だてぇ」などと言いつつ、コーヒーをすすっている。その後、彼女たちがママチャリに乗って帰る姿を目撃した。ゴージャスだが、どこか田舎臭い。それがいかにも名古屋なのである。
(2000年8月8日)

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